香川のひいば〜たんと

あれれ?さっきの神戸の方にひいば〜たんの
一枚がまぎれこんじゃってる。
ま、しかたないっす。
アップの順番絶対に合わないんだも〜ん。

ひいば〜たん、ちょっとこんがらがってて
ば〜たんのこと、娘だとわからなかったの。
なつかしそうな顔したけど、
「おかあさん?」って言ったんだじょ。


しかたないよね、ビョ〜キだから。
ってば〜たんは、言ってる。
いつかは、こういうときがくるって思ってたって
でもちょっとだけ思ってたよりも早かった、かな?
って、ば〜たんは思ってるみたい。

でも、妄想もないし、待っててねっていうと
じっと待ってるし、ぼんやりとしてるけど
ひいば〜たんの生まれて育った家にも
仏さまとお墓まいりに行ったのよ。

でも仏壇の写真をば〜たんが見せて
「これはだれかわかる?」
「わからんわ」
それ、ひいば〜たんの夫さんだった人。
つまり、ば〜たんのおとうさん。

そっか!
しゃあ、ないわ。

それから、ひいば〜たんの昔からの友達んとこに
連れてってあげたの。
あんまし、わかってなかった、かも。
でも、お昼に栗ごはん炊いてくれてたので
ば〜たんは「じゃ、手伝います」って
張り切ってしまって、ひいば〜たんが
どう思ってるか、どんな表情しているか、
よく見なかったのね。
ば〜たん、ちょっと後悔してるけど。

ああいう状況ではお汁とか、お茶碗とか
出したり、いろいろと焦ってしまうとこだから、
許してあげようね。

でもみんなのわいわい言う中で
ひいば〜たんは栗ごはんをお茶わんに
いっぱいペロリとたいらげて、あとから
おまんじゅうも。
そしてもらったバナナを一本剥いてパクパク。

そのお友達
「こんなに食べて大丈夫な?」と
ば〜たんに訪ねて心配してた。

ひいば〜たんはずっと雰囲気で
食べられる人だったから、ね。


きっと疲れただろうけど。

でも、あたいがグループホームでみんなが食事してる
サロンに行ったら、子供好きのおば〜ちゃんが
「あっら〜。かわいい子」って
手を振って喜んでくれてね。
みんな、笑顔になってくれて
人気者だったんだジョ。

あたい、その人の「指拉致」して
風船なんかで遊んだよ。


お地蔵さんの切り絵のあるとこで
記念撮影したよ。


「サツキさん、娘さんいた?」
「はい」
「お名前は?」
「ひさよ、です」
「それ、あたし、だからね」

ひいば〜たん、へえって顔してた。

でも、こうして神戸行ったり
讃岐行ったり、そしていろんな人と会えたのも
ひいば〜たんがいてくれるからなんだよね。

でないと、もう四国ったって
か〜たんには遠い感じのとこだもん。

か〜たんはば〜たんの実家の匂いが大好きで
山や道や村、町が四国っていう感じで
どっかなつかしいような、胸キュンなんだそう。

ってこれはば〜たんの勝手な想像だけどよ。


ば〜たん思ったって。
もうこうしてここに3人で来ることは
ないなぁって。

いい旅だったよ。
あたいは、帰りの車で
しばりつけられてばっかで
もうイヤになっちゃって
ぐずったの。

でも無事帰れてよかった。
か〜たん、疲れ果てたみたい。
気を遣い、体力使い、おっぱい使い
目をつかい、金もちょびっと使い
あ、頭はあんまり使わなかった、‥‥‥
かなぁ??

って
ブタレそう。

パパ、明日から中国なんだって。
出張なの。
大変ね。
夏前にはインドだったの。
痩せてかえってきたじょ。

気をつけて行ってらっしゃいね。
ここって何でも書けるから
ば〜たん、お気に入り〜。